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歯・歯科・歯医者の小話をご紹介

逆流性食道炎によって、歯がなくなる!?

逆流性胃腸炎による胃酸によって歯が溶ける現象は、虫歯などの次に多い歯の疾患となっています。
酸による歯のダメージは酸蝕歯と呼ばれ、逆流性胃腸炎のほかに原因となるのは、強い酸性の飲食などが挙げられます。

歯は酸に弱い性質ですが、唾液が酸を流して中和してくれるので、通常であれば問題ありません。
しかし逆流性胃腸炎などの症状で吐き気などが起こり、強い酸に長い期間または繰り返して晒されると、唾液による中和では追いつかなくなってしまいます。
歯の表面はエナメル質に覆われていますが、このエナメル質は酸に非常に弱い性質があります。
エナメル質自体は硬い組織なのですが酸には溶けてしまい、脱灰が発生して表面は一時的に柔らかくなります。

酸蝕歯は口の広い範囲におよぶので、局所的な虫歯よりも深刻な問題となります。
胃酸の酸性度はペーハー1から2と非常に高く、逆流性胃腸炎などの吐き気で歯が溶けるケースは増えているとされます。
虫歯の予防としては歯磨きが有効ですが、溶ける場合には却って良くない結果を招いてしまいます。
逆流性胃腸炎を患っている時にエナメル質が溶けるのを予防するには、コップ1杯の水に小さじ1の重曹を良く溶かして口に含んでブクブクとうがいをすることです。

重曹は弱アルカリ性なので、胃酸の酸を中和してくれます。
食事の後や吐き気を催した後にうがいを行うと、歯が溶けることを防いでくれます。
歯磨きをするのは食事や吐き気を感じたすぐ後ではなく、30分ほど置いてから行うようにしてください。
酸度が強いものが口のなかにあったときは、酸で歯が柔らかくなっているので、いつものように歯磨きすると磨り減ってしまいます。
歯ブラシも硬い物より柔らかいものを選んで使ってみましょう。

溶けた歯の治療には、へこみから二次的に虫歯になったり神経を損傷してしまうこともあります。
神経を損傷してしまうと放置しておいても自然に治ることはなく、さらに悪化させてしまいます。
通常の虫歯のように痛みを感じたり、炎症が起こることもないので、気付くのが困難な疾患でもあります。
初期の状態であれば表面の質を強化する薬剤を塗布したり、食事の見直しや唾液の分泌を促すことで改善が見られる可能性があります。
ただし、象牙質まで溶けている場合には、虫歯治療と同じ詰め物や被せ物を、またレジンを使った治療が必要となります。
最悪の場合は神経を取り除く治療が必要となることもあるようです。

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